宝暦度の亀井南冥筆談唱和

 「黒 田 家 文 書」 の『 宝 暦 十 三 癸 来 年 朝 鮮 人 来 聘 記 」(福岡県立文化会館蔵) 

宝暦13年12 月3日戍刻 よ り 同 月 26 日の23日間、藍島に滞在した。その間に 儒者井上魯菴らと製述官南玉(秋月)らとの筆談唱和が行われた。

 上記の「來聘記」を見ると、両者の筆談唱和は

*12月8日・10日・12日・14日・18日

であった。

朝鮮諸客姓名

 製述官 南王 。 字時報 。 号秋月 。 一号宜山 。 曾経潔城太守 。 今秘書校理 。 壬寅 生 。 

上使記室 成大中 。 字士執 。 号龍淵 。 一号昌山 。 前経銀渓督郵 。 壬子生 。 

副使記室 元仲挙 。 字子才。号玄川。曾任長興郎。己亥生。

従事記室 金任謙 。 字士安 。号退石 。 太學生 。 丁亥生c 

良医 李佐国 。 字聖甫 。号慕庵 。 官副司勇 。 年三十 。

 押物判事 李彦瑱 。 字虞裳 。 


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