延享5年朝鮮通信使関係記事・

 岩瀬文庫蔵書

目録データ 和
函番号(資料番号)
73-78 
旧書名
美津栗冊紙 
数量
11 
単位
冊 
書名
美津栗冊紙  
書名ヨミ
ミツクリソウシ 
版写
写 
書型
半 
存欠
全11巻 
原装・改装
原装 
丁数
260 
寸法
22.3/16.1 
編著者
安岡親毅 
編著者ヨミ
ヤスオカチカタケ 
成立
序跋等なし。6冊目椀久の記事の頭書に「毅云」とある按語書入あり、末に「余伊鈴遺響一志郡部ニ詳ニセリ」とあり、伊勢の地誌『勢陽五鈴遺響』を指すと思われ、著者は同書の著者安岡親毅。11冊目朝鮮通信使関係記事の奧に「文政九年丙戌七月 安岡親毅」。伊勢古市の人。文政11年没、71歳。 
成立推定
近世後期写 
刷り書写の態様
自筆稿本。 
内容
諸書よりの抄出を主とした雑記随筆。伊勢神宮関係の記事多し。各冊の内容の一部。①内宮林崎文庫扁額(本居宣長「林崎のふみくらの詞」)・仮名遣大概抄(正徳4年菊月、得中堂安適奥)・内宮三箇寺訴訟(承応3年)・宮崎文庫式条(万治4年)。②続近世畸人伝。③北辰妙見大菩薩神呪経・妙見菩薩霊応編。④浪華人物志(文政7年、尚書堂刊本の写)。⑤摩訶狂雲酔菩提経序・和歌関係雑記・足利関東探題太田道灌伝(文政3年刊『道灌雄飛録』の抄出)。⑥行平左遷偽説・天明火災後の寛政元年3月に松平越中守上京の記事(「炎上ノ事跡ハ余カ所輯天明火厄実録ニ詳ニ記ス」とあり)・江戸芝居濫觴(享和3年刊『戯場三座例遺志』の抄出)。⑦椀久話(馬琴『椀久松山柳巷話説』凡例等)・阿波名所図会抄出・長崎夜話抄出・高野山学侶行人方諍論騒動記(元禄年中所記『野叢談話』巻4より)。⑧東名物鹿子(文化4年改刻俳書の写)・文政3年大坂大和橋住人一田庄七籠細工見世物の記事。⑨大徳寺嗣世譜・内宮外宮之弁(寛政6年、益谷大夫未寿奥)・宇遅促織歌合巻首評(辺智摩川成)・信濃更級郡姥捨山の弁。⑩古瓦目録(尾張国名護屋瓦礫舎主人蔵)・西洋地理図布一幅(文政元年、貽安斎主人奥)・三十六番貝歌仙・山田御奉行代々(文政10年12月の記事まで増補)。⑪延享5年朝鮮通信使関係記事・天狗説訳文(享保8年、物茂卿奥)・洛東慈照寺什貲足利義政公御成式目一軸(相阿弥筆。立花伝書)。 
旧蔵印識語
印記「愚谷草堂図書」。 
備考
版心下部に「遜亭蔵」とある10行墨刷罫紙。 
資料所蔵機関の名称
西尾市岩瀬文庫
資料種別
01総記 
資料種別詳細
4随叢 
大分類
1和書
和分類1
> 01総記
和分類2
> 4随叢3雑抄

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