12.朝鮮通信使川御座船絵巻 神戸大学海事博物館所蔵

12.朝鮮通信使川御座船絵巻 18世紀 神戸大学海事博物館 朝鮮通信使が来朝すると日本側からも船が用意される。各藩が所有した川御座船はそのひとつであり、迎接用としてしばしば 用いられていた。朝鮮通信使は釜山から海路で対馬、馬関海峡、瀬戸内海を航行する。大坂に入ると川御座船に乗り換えて淀 川をのぼり、淀からは陸路で江戸へ向かった。このときの川御座船は大坂に停泊していた各藩のものが提供され、本資料には 豊後臼杵藩稲葉家の御紋などがみられる。本資料は1711(正徳元)年の朝鮮通信使の来朝時の様子を描いたもので、徳川家宣の 襲封祝賀を目的としたものだった。 Picture scroll of envoys from Korea's Joseon Dynasty arrive in Japan

コメント

このブログの人気の投稿

朝鮮通信使資料集

淀渡辺家所蔵朝鮮通信使関係文書