朝鮮人来朝一件 宝暦14年(1764)

朝鮮人来朝一件



朝鮮人来朝一件
宝暦14年(1764) 本館蔵(熊田早苗氏寄贈)
宝暦14年に来日した第11回の朝鮮通信使の一行が、御座船で淀川を大坂から淀へ向かった際、淀川左岸の野田村(現都島区)の人々が船の綱引き人足として動員された。この資料は野田村の庄屋に伝来したもので、通信使を迎えるにあたり役人が下見に来たり、人々が綱引き人足として携わった様子を具体的に記録している。また御座船の絵も描かれているなど、動員された側からみた通信使資料として大変貴重である。

宝暦14年(1764) 本館蔵(熊田早苗氏寄贈)
宝暦14年に来日した第11回の朝鮮通信使の一行が、御座船で淀川を大坂から淀へ向かった際、淀川左岸の野田村(現都島区)の人々が船の綱引き人足として動員された。この資料は野田村の庄屋に伝来したもので、通信使を迎えるにあたり役人が下見に来たり、人々が綱引き人足として携わった様子を具体的に記録している。また御座船の絵も描かれているなど、動員された側からみた通信使資料として大変貴重である。

コメント

このブログの人気の投稿

朝鮮通信使資料集

淀渡辺家所蔵朝鮮通信使関係文書

羽川藤永筆『朝鮮通信使来朝図』江戸市中を行列する延享度朝鮮通信使