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朝鮮通信使日光参拝絵巻

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慶安4年徳川家綱 東京古典会令和元年11月出品

文化度の朝鮮通信使一行リスト

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日光東照宮に奉納された朝鮮鐘

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通文館志記載のリスト

上官 正使 1 堂上官 正三品の上階以上 吏曹参議 副使 1 堂下官 正三品 弘文館典翰 従事官 1 5・6品 弘文館校理 堂上訳官 3   上上官 上通事 3 倭学2・漢学1 上判事 製述官 1 学士 良医 1 次上通事 2 押物通事 3 写字官 2 医員 2 画員 1 子弟軍官 5 軍官 12 射技優秀者 書記 3 別破陣 2 造兵の特技者 j次官 馬上才 2 典学 2 理馬 1 馬の世話掛 熟手 1 料理人 伴★ 3 三使の従僕 船将 3 乗船の船長 中官 卜船将 3 貨物船長 陪小童 17 奴子 49 小通詞 10 都訓導 3 礼単直 1 進物係 庁直 3 盤...

文化8年 朝鮮通信使一覧

上官 正使 1 金履喬(竹里) 堂上官 正三品の上階以上 吏曹参議 副使 1 李勉求(南霞) 堂下官 正三品 弘文館典翰 従事官 1 5・6品 弘文館校理 堂上訳官 3   上上官 上通事 3 倭学2・漢学1 上判事 製述官 1 李顕相(太華) 学士 良医 1 次上通事 2 押物通事 3 写字官 2 医員 2 画員 1 子弟軍官 5 軍官 12 書記 3 金善臣(清山) 別破陣 2 j次官 馬上才 2 典学 2 理馬 1 馬の世話掛 熟手 1 料理人 伴★ 3 三使の従僕 船将 3 乗船の船長 中官 卜船将 3 貨物船長 陪小童 17 奴子 49 小通詞 10 ...

享保4年 ソウルから釜山までのルート

享保4年(1719)の使行 年号 月 日 天気 滞在地 特記 享保4年 4 11 晴 良才駅 南大門から出発。右相・金参判らが見送る。船で漢江を渡る。 4 12 雨 龍仁 4 13 朝雨、晩晴 竹山 4 14 晴 崇善 4 15 晴 忠州 4 16 晴 安保 4 17 雨 聞慶 4 18 晴 龍宮 4 19 晴 安東 4 20 朝晴、夕雨 安東 4 21 晴 義城 4 22 晴 義興 4 23 晴 新寧 4 24 晴 永川 4 25 朝晴、晩雨 永川 4 26 曇り 慶州 4 27 晴 蔚山 4 28 晴 龍堂 4 29 晴 東莱 4 30 晴 東莱 5 1 雨 東莱 5 2 晴 釜山 5 3 晴 釜山 5 4 晴 釜山 5 5 晴 釜山 5 6 晴 釜山 永嘉台にて待つ。 5 7 晴 釜山 5 8 晴 釜山 5 9 晴 ...

唱和集リスト メモ程度

唱和集研究は、高橋昌彦氏の研究が詳しい上に、正確である。 私のリストは不完全である上に、現物未確認が多い。所蔵先に写真請求をするために準備したメモに過ぎない。 唱和集一覧 (1)慶長10年・1605年 1、『韓客筆語』(『林羅山先生文集』巻60、雑著5) (2)寛永元年・1624年 1、『羅山林先生文集』巻14、外国書下 2、『羅山林先生詩集』巻47、外国贈答上 (3)寛永13年・1636年 1、『朝鮮人筆談』ーー日本儒医静軒と信使医員白士立、写本1冊(京都大学付属図書館富士川文庫) 2、『与朝鮮国権学士菊軒筆談書ーー石川丈山』写本,1冊(静嘉堂文庫) 3、『朝鮮筆語ーー石川丈山と権との筆談唱和集』正徳元年刊、1冊, 4、『丈山筆語』天和2年刊、1冊 5、『林羅山先生文集』巻60、雑著5 6、『羅山林先生詩集』巻47、外国贈答上 7、 (4)明暦元年・1655年 1、『朝鮮三官使酬和外題朝鮮九厳中達等』(東京都立中央図書館) 2、『朝鮮信使東槎紀行』写本,1冊(雨森芳洲文庫) 3、『羅山林先生文集』巻14、外国書下 4、『羅山林先生詩集』巻47、外国贈答下 5、 (5)天和2年・1682年 1、『錦里文集』巻12 2、『木下順庵稿外題天和2年木下貞幹』写本,1冊,(東京都立中央図書館) 3、『朝鮮人筆談并贈答詩題簽』刊本,1冊(韓国国立中央図書館) 4、『水戸公朝鮮人贈答集』写本,1冊(韓国国立中央図書館) 5、『桑韓筆語唱和集』天和2年、刊本、1冊,(東京都立中央図書館) 6、『和韓唱酬集』天和2年刊,5冊、(東京都立中央図書館) 7、『桑韓筆語唱和集』天和2年、1冊,(韓国国立中央図書館) 8、『和韓唱酬集』刊本7冊,(韓国国立中央図書館) 9、『和韓唱酬集』刊本1冊,(李元植蔵) 10、『韓館酬和集』刊本,1冊,(李元植蔵) 11、『韓人筆語』写本、1冊,(東京大学史料編纂所) 12、『鶴山筆談』(松田甲論文) 13、『天和來聘手控録』(内閣文庫、国立公文書館) 14、『韓...

延享5年の朝鮮通信使

延享5年の朝鮮通信使 (1)   8代将軍徳川吉宗は、老齢を理由に、延享2年(1745年、英祖21年)9月1日に隠退を公表。 (2)   同日、徳川家重が将軍職を継承。 (3)   延享2年11月2日、将軍宣下の大礼が実施。 (4)   延享2年11月24日、対馬藩平田将監が和館にて、東莱府使沈錘に対して渡した吉宗隠居の報告を、この日、領議政金在魯が英祖に上啓。(『英祖実録』21年11月丙申条。『承政院日記』乾隆10年11月24日条。『備辺司謄録』21年11月26日条) (5)   延享3年正月、対馬藩浅井与左衛門が礼曹参判金尚魯(?)に徳川家重の襲位を伝える。(『同文彙考』附編巻3、告慶、丙寅、島主告関白新立書) (6)   延享3年(1746)、幕府は宗対馬守義如に対して、来聘交渉を指示。 「御代替ニ付、朝鮮人来聘之義被相伺候、来々辰年四、五月頃可為来聘旨、被仰出置候段、可被相達候、以上 寅八月廿七日」(「延享信使記録」下、吉宗様御隠居家重様江御代御譲り初而殿様御参勤被成信使御伺被蒙仰候覚書、『宗家記録』慶應義塾大学図書館蔵) (7)   朝鮮の礼曹参判金尚魯からの返書(延享3年3月) 「恵音遠届、慰荷良深、■ (人+乃)聞、貴大君克紹前烈、不■(ヨウ)洪緒、要我通信修■(ケツ)旧好、茲■(人+乃)善隣之誼、■(褐、衣の無い文字)勝欣感之私、使行程期当如来示、謹領珍■(月+兄)、略伸韮儀、統希照亮、不備」(「延享信使記録」下、吉宗様御隠居家重様江御代御譲り初而殿様御参勤被成信使御伺被蒙仰候覚書、『宗家記録』慶應義塾大学図書館蔵) (8)   対馬藩からの渡海訳官の要請は、訳官迎裁判である鈴木文之進の手でなされた。 (9)   延享3年(英祖22年、1746年)9月21日、寺社奉行秋元攝津守・大目付河野豊前守・勘定奉行逸見出羽守が朝鮮人来聘御用掛を命じられた。 (10)延享3年12月、修聘使正官古川主典・都船主杉村帯刀、封進阿比留太郎八が和館にて、東莱府使に対して来聘期日を通告。 (11)延享4年1月23日、老中酒井雅楽頭より朝鮮人街道沿道の各藩に御用掛が通達された。    「朝鮮人来朝に付、道中筋江戸表...